法人概要

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

 昨年、夏の高校野球優勝旗が仙台育英高校によって白河の関を初めて越え、仙台の地ではためく光景には胸を躍らせました。しかし反面、ロシアとウクライナの戦争による経済の変化、コロナ過による社会不安等々による生活困窮者が増加して地域生活課題が顕在化しております。
また、コロナ感染防止対策の為に地域福祉・ボランティア活動が制約され、孤独・孤立の問題が深刻化し社会不安が増大しています。ハートフル福祉募金ではこのような状況の中で飲料メーカー様、自販機設置者様,ベンダー各社様のご理解とご協力のもとハートフル福祉募金の活動が共同募金会の地域福祉活動推進の一助になっております。ありがとうございます。

 ハートフル福祉募金は“障がい者スポーツ”振興に寄与することを活動の一環としており、現在では聴覚に障がいを持つ子供たちに対して日本ろう者サッカー協会(JDFA)の協力を得て日本代表選手によるデフサッカー教室を継続的に開催しており一つの文化を築きつつあります。
また、昨年10月には宮城県ボッチャ協会が設立され、会長に佐藤隆雄が就任いたしましたことを報告します。
宮城県ボッチャ協会設立の目的は脳性まひ者を中心とした四肢重度機能障害者の競技力向上を目指すとともに、全ての障がいのある方にスポーツをする喜びを持って頂き、ボッチャの振興と普及を図っていくものです。またボッチャは老若男女も楽しめるスポーツですので、より広く普及したいとも考えております。当面は当ハートフル福祉募金に事務局に置き支援していく所存です。

 今年は卯年です。「卯」と言う字は左右に開かれた門の形からできたと言われており閉じていた門が開き「飛び出る」と言う意味があります。 ハートフル福祉募金の活動に対して、皆様方のご理解とご協力が地域生活課題に一歩でも解消につながります。また、障がい者スポーツが普及振興することによって障がいのある方の心身の健全な発達及び生活力の向上に寄与することにもなります。

本年も開かれた門を飛び出て活動してまいりますので宜しくお願い致します。 皆様の温かいご支援とご協力をお願い申し上げまして新年のご挨拶といたします。

令和5年元旦
認定 特定非営利活動法人 ハートフル福祉募金
理事長 佐藤 隆雄

福祉事業部 新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 福祉事業部の活動もお陰様で令和5年は3年目となります。障がいスポーツ支援を主軸とした活動も少しづつですが実を結び始めております。
聴覚障がいがある子どもたちへのデフサッカー教室は令和4年末までに17回の開催となりました。延べ約250人以上の子どもたちにご参加頂き全国的にも稀な活動となっております。子ども達は回を重ねるごとに上達しております。更にデフサッカー日本代表選手や元日本代表選手たちとの交流によりロールモデルと出会う貴重な場ともなっています。

12月3日には第2回デフスポーツフェスティバルin宮城を公益財団法人ノエビアグリーン財団様の助成により実施いたしました。募集開始2週間にて定員を超える応募があり活動の期待値の高さを感じました。 参加児童40名・全国のデフアスリート12名(サッカー・フットサル・バスケットボール・ラグビー・陸上)・学生ボランティア7名(聴覚障害がある学生・福祉系学生・教育系学生)の他、行政関係者・聴覚障がいスポーツ団体役員様など、昨年度に増して多くの方々にご参加頂き盛況となりました。
参加児童がスポーツを体験する間に保護者達とデフアスリートとの交流の時間も設け、普段聴く機会が少ないアスリートの話や保護者からの質問等の貴重な時間も設けました。 この企画は昨年度に引き続き大阪のNPO法人silentvoice様と協働しました。NPO間の協力による相乗効果の実感もあり引き続き良い関係性を構築して行きたいと思います。 1,000人に1人と言われる聴覚障がいがある子ども達への支援がデフサッカー教室やデフスポーツフェスティバルを通じて継続的に行われる事での効果や必要性を更に強く感じています。持続可能な活動となるよう強く願い引き続き活動して参ります。

 (一社)日本ろう者サッカー協会の日本代表合宿への支援も継続して行っております。支援の結果、令和4年10月には東松島市と日本ろう者サッカー協会が連携協定締結となりました。また、令和4年8月には宮城県村井知事への表敬訪問も実施できました。福祉事業部の活動が多くのご縁により繋がりが広がっています。関係各所との連携を強め、更なる障がいスポーツ支援へチャレンジできます様に精進してまいります。

 兎年という事もあり、軽やかに飛躍して行きたいと存じております。
 引き続き何卒よろしくご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和5年元旦
認定 特定非営利活動法人 ハートフル福祉募金 福祉事業部
オフィサー 松原 利江子

経営理念

支援を必要とする人と社会をつなぐかけ橋となり、互恵の精神を社会に広げます。

法人概要

1.名称
認定 特定非営利活動法人ハートフル福祉募金
2.所在地
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町 1-13-32 オーロラビル 408
TEL(フリーダイヤル) 0120-821-373 FAX 022-281-8232
3.設立
平成18年7月
4.役員
理事長佐藤 隆雄株式会社ジェ一・シー・アイ 顧問
専務理事髙橋 靖雄
理事小松 洋吉元東北福祉大学 教授
理事木村 一郎東北電力(株) 宮城支店副支店長
理事原田 英明バリエネット協同組合 顧問
理事天明 茂事業構想大学院大学 教授
理事大塲 陽子スカイ・ユニバーサルデザイン研究所 代表
理事安彦 滋夫(株)ABICO 代表取締役
理事高橋 信也(社福)太陽の丘福祉会 仙台ローズガーデン施設長
理事佐藤 太治(株)こうけん 理学療法士
理事熊谷 勇一仙台市障害者スポーツ協会理事長
監事平塚 喜一平塚喜一税理士事務所
顧問宍戸 實元河北新報社 専務取締役
顧問阿部 一彦社会福祉法人仙台市障害者福祉協会 会長
5.登記支部
東京支部、関西支部
6.支部(連絡所)
北海道支部 青森支部、秋田支部、岩手支部、山形支部、宮城支部
福島支部
栃木支部、茨城支部、群馬支部
新潟支部、長野支部
埼玉支部
静岡支部、岐阜支部
愛知支部、三重支部
石川支部、福井支部
京都支部、兵庫支部
奈良支部、和歌山支部
広島支部、岡山支部、山口支部、鳥取支部、島根支部
徳島支部、香川支部
7.事業
1)ハートフルベンダーによる募金活動
2)福祉団体等への寄付事業
3)授産施設などとの協同商品開発
4)福祉団体等への販売手段の提供
8.協賛企業
飲料メーカー各社、バリエネット協同組合
自動販売機製造メーカー

決算報告

令和4年度 決算報告書(2022年4月1日~2023年3月31日)
PDF/42KB

令和3年度 決算報告書(2021年4月1日~2022年3月31日)
PDF/40KB

令和2年度 決算報告書(2020年4月1日~2021年3月31日)
PDF/88KB

令和元年度 決算報告書(2019年4月1日~2020年3月31日)
PDF/84KB

平成30年度 決算報告書(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
PDF/83KB

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